FA43mm F1.9Limited

FA43mm F1.9Limitedを買った勢いでブログを始めました。 最近は鳥ばかり撮っているともいいがたい現状。望遠レンズもってフィールドに出かけるのはやっぱりいいんですがね。

視野率100パーセント

先日、PENTAXから、新型DSLRが発表されました。
K-7というネーミングで、K20D後継機とも、上位機とも言われています。
基本的には、K20Dと同じCCDで、足回り(コマ数とか)を強化し、マグネシウムボディとか、いろいろと魅力的な装備満載になっている上、大きさがだいぶ小さくなっています。

PENTAXはその昔、小型軽量をOLYMPUSと争ったメーカーなので、小さい事がそのアイデンティティだったりします。

さて、注目の新機能の中で、ファインダー視野率100% と言うのがあります。
視野率100% と言えば、フラグシップの証しであり、中級機と上位機を分ける一つの基準だったりします。
一眼レフを使わない人にはあまり馴染みが無いのかもしれませんが、通常、視野率は95% ぐらい。

フィルムカメラだった頃は、サービスプリント等をすると、ネガ上で1mmぐらいはプリントされませんので、逆に都合が良かった事もあったのですが、デジタルになってモニタ等で見ると、隅っこに余分な物が写り込んだりするわけです。

ちなみに、今使っている、K10Dは視野率95% で、EOS 40Dも同じです。

ちょっとまとめてみると

K10D
CCDサイズ:23.5×15.7mm 総画素数1075万画素
視野率95%、倍率0.95倍 (50mmF1.4・∞;以下同じ)
23.5*15.7*0.95*0.95=332.97

K-7
CMOSサイズ:23.4×15.6mm 総画素数約1507万画素
視野率 約100% 倍率 約0.92倍
23.4*15.6*1*0.92=335.83

ついでなので、Nikonの例を
D300
CMOSサイズ:23.6×15.8mm 12.1メガピクセル
視野率 約100% 倍率 約0.94倍
23.6*15.8*1*0.94=350.50

D700
CMOSサイズ:36.0×23.9mm 13.1メガピクセル
視野率 95%、倍率0.72倍
36*23.9*0.95*0.72=588.51

D300はAPS-Cのフラグシップを名乗りますので、視野率100% です。
上の3機種が、APS-Cで、D700はFX(35mmフルサイズ機)になります。
目の前に見える、ファインダー像の大きさですが、上3つが330~350なのに対して、フルサイズ機は、588と圧倒的に大きいです。倍率は低くても、もとのCMOSが大きいですから。


さて、先日撮ったものですが

視野率95%
最初に撮ったのがこれです。
偶然、左端の枝がぎりぎり写っていますが、当然ファインダーでは切れています。
なので、押さえで撮り直したのがこれ

視野率95%
結果的に、間の抜けた感じになってしまいました。

写って無いモノはどうしようも無いですが、余分に写っていれば最悪トリミングとかできるわけですけど。
こう言うのが、視野率100%なら、全部見えている訳で、悩まなくて済むわけです。


さて、K-7は、実売11万円台と言われています。
視野率100% を実現するために難しいのは、部品の精度と組み立て精度だと言われています。
そのため、普及機では、視野率を95%程度に抑えて、マージンをみていたのでしょうね。

が、11万そこそこのK-7が視野率100%とはどうなっているのか?

これは聞いた話しなので、裏は取ってないのですが
PENTAX機は、ボディ内手ぶれ補正を採用しています。
PENTAXの一眼レフのCMOSは水平方向に浮いていて、シャッターを押す瞬間に、手ぶれに対して打ち消す方向へ動くのだそうです。(ちょっと表現が分かりにくいですが)
その機構を利用して、センターの位置決めの段階で視野率が100%になる位置に微調整をしているという話しなのです。
これなら、それほどシビアな組み立て精度も必要ないと言うことなのでしょう。

K-7のペンタプリズムは、K20Dのと基本的に同じだという話しです。

コロンブスの卵的発想ですね。
結果的に、視野率100% を実現しているのだからOKだと思います。

Nikonや、Canonにはできない解決方法なのです(レンズで補正しているから)


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  1. 2009/06/01(月) 00:00:31|
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  4. | コメント:4
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コメント

へえ~難しい話だな。でもどんどん進化していることは確かなんですね。ニコンのD300なんか1200万画素になったからってD200の1000万画素より、センサーの微細かによって、画質は部分的に劣ってます。ISO100の画質ですらコンデジ並みのノイジーさがあります(ピクセル等倍で比較)。ましてやAPS-Cで1500万画素ってどんな画質なんだろうと思いますが・・・。私もD300視野率100%なのですが、いざプリントするとき2:3のプリントがありません。最大印刷するとき、どうしても横を捨てなくてはなりませんから、少し小さめに写すことが多くなりました。
どうしてカメラから出力された画像にそんなにこだわるのかな、なんてトリミング派は思ってしまうのですが。
  1. 2009/06/01(月) 20:58:06 |
  2. URL |
  3. カメハッピー #6EyMh6Ds
  4. [ 編集]

押す瞬間

こんばんわ
視野率100%は、何を切り出すかという選択を毎回(厳密に)自分に課すことができます。
写真は引き算なので、何を省くかと言う事にほぼ全神経を使います。
もちろん、超望遠でも届かない時には、トリミング前提で撮るわけですが、余白をどちらに残すかを考えます(間に合えば)
実は、ほとんどプリントはしないので、プリントによる制限はほとんど考えなくなりました(これは人それぞれですが)
ファインダーで切り出す瞬間が一番好きだったります。
  1. 2009/06/01(月) 22:49:39 |
  2. URL |
  3. はりー #mQop/nM.
  4. [ 編集]

同感です

フィルムで撮ってる時には当たり前だったことが、今では特別なことのようになってますね。
コンテストに出すときには、もちろんフィルムをそのまま出すわけですから、トリミングも露出も
誤魔化しは効きませんでした。なので1枚1枚吟味しながらシャッターを切ったものです。
今はデジタルのいいところを最大限に使いながらも、そんな気持ちを思い出しながら、思いのこもった写真を撮って行きたいと思っています。
  1. 2009/06/01(月) 23:17:46 |
  2. URL |
  3. ハリアー #fD0TuEVo
  4. [ 編集]

ハリアーさん、こんばんわ。

同意していただけると、とても嬉しいです。
幸いというか、仕事で写真は撮りませんので、自己満足の世界です。
何が一番満足かというと、シャッターを押す瞬間だったりします。
たくさん押すのも満足ですし、ぎりぎり追い込んでこれしかないという思って押すのもイイです。
露出とか、技術的なこともそうですが、どうやって空間を切り出すかと言う事とか
どの瞬間を切り出すかという事が楽しくて、シャッターを押しています。
視野率100%は、その助けになりそうな気がします。
偶然に良いシーンが撮れる事もありますし、あと一歩届かないことも多々あるわけですが。
  1. 2009/06/01(月) 23:36:37 |
  2. URL |
  3. はりー #-
  4. [ 編集]

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何かと用事が多くて毎週鳥見に行けないのがちょっと不満です。
今は主にPENTAX K3とHD560mmで撮っています。
りかゆんは TamronA011が重いのでLEICA 100-400mmとGX8に変更
ペンタの大砲レンズとK3の組み合わせは素晴らしく解像しますが、動きものは苦手。
欲望は限りがありませんが、基本、気持ちよくシャッターが押せたらそれでいいです。
なお、掲載画像の無断使用はご遠慮お願します。

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